サービス情報 |在宅透析支援プログラム

 

自宅でも透析できるってご存知ですか?

自宅でもできる透析とは?

<在宅血液透析:HHD編>

在宅透析には、腹膜透析(PD)と在宅血液透析(HHD)がありますが、約28万人の透析患者のうち、約1万人がPD、残りがほぼ施設での血液透析(HD)という実態で、HHDは全国で200人未満という状況です。HHDには、透析不足の解消や家族とともに過ごせる、治療開始時間を生活に合わせて設定できるなど、メリットは多いにもかかわらず、普及率は依然低い状況にあります。今回、そのメリットを課題や疑問点に照らし合わせてご紹介します。

 

このページのトップへ

日本での在宅血液透析の現状

近年、HHDの患者数は着実に伸びているものの依然として少ない状況です。しかしながら、施設透析を受けている患者さんの悩みをHHDで解決できる可能性があります。

 

このページのトップへ

血液透析治療モードと臨床症状の改善

下図のように、治療時間・頻度を変えることで様々な臨床症状の改善が試みられています。長時間・連日透析による臨床症状の改善は様々な報告がなされています。

 

このページのトップへ

長時間透析による生存率の改善

透析時間が長い方がより治療効果を期待できます。

PDF

自宅でも透析できるってご存知ですか? 
(在宅血液透析)はこちらから

 

このページのトップへ

在宅血液透析に関する疑問

Q:医療廃棄物処理はどのようにするのですか?

A:処理の仕方は市町村、施設によって異なりますので、医療機関もしくは市町村にお問い合わせ下さい。

Q:初期費用はどれくらいかかりますか?

A:透析装置および水処理装置は保険でまかなえますので、病院からの貸し出しになりますが、水道工事や電気工事は必要になります。また、電気は20アンペア以上の容量での配線が必要です。

Q:穿刺はどのようにするのですか?

A:研究会などでの報告によると、初めはできなくても施設の教育を受けることにより、患者さんご自身が穿刺されています。

Q:機械の故障・メンテナンスはどのようになりますか?

A:通常は病院か委託業者が行います。教育ではトラブルを想定した訓練も行います。

 

このページのトップへ

 

<在宅腹膜透析:PD編>

在宅透析には、在宅血液透析(HHD)だけでなく在宅の腹膜透析(PD)があります。PDは、毎日在宅で連続的に透析することにより、体のバランスが一定に保たれ、血圧など循環動態が不安定な患者さんに適する療法とも言われています。食事制限も比較的少なくて済み、QoLも高いと評価されています。また、在宅での自己管理の為、通院回数も少なく、仕事、学校生活などで、自由度の高い社会生活が期待できる透析療法です。

 

このページのトップへ

 

残存腎機能を出来るだけ維持した方が血圧の調節、エリスロポエチンの分泌など生体機能の維持にとって有用です。腹膜透析は残存腎機能を血液透析よりも長く維持できる透析療法です。  
1日3~5回 腹膜透析液を、おなかに挿入したカテーテルを通して注入します。一定時間後に腹膜を介し、拡散と浸透の原理により透過してきた老廃物と余分な水分を一緒に排液します。その後、次の透析の為に、新たな腹膜透析液を注入することを繰り返します。
図1  

 

 

このページのトップへ

 

CAPDの場合   APDの場合
CAPDを行うには通常1.5~2Lの透析液をおなかの中に入れ一定時間貯留しておいた後に排液します。この操作をバッグ交換と言い、1日3~5回程度繰返します。液量や回数はあなたの体格・体調・検査データーなどにより決定されます。1回のバッグ交換は、あなたの生活のリズムに合せて自宅や職場で行うことができます。そして、バッグ交換時間以外は自由に活動できます。   生活スタイルや腹膜の機能によってAPD (Automated Peritoneal Dialysis : 自動腹膜灌流)療法を選ぶことができます。APDは、注液・排液をサイクラーという装置を用いて睡眠中に行う腹膜透析療法です。これにより、透析効率の改善を図れたり、昼間のバッグ交換回数を減少させたりしてQoL(生活の質)向上にもつながります。また介助者の負担軽減にもつながります。

 

このページのトップへ

残存腎機能の維持

12ヶ月の期間において、PD患者群では、rGFRで見た残存腎機能が、HD患者群よりも維持されています。>
 

生存率の改善

120ヶ月の期間において、PDで導入しHDへ移行した患者群の方が、最初からHDで透析を開始した患者群よりも生存率が高いことが報告されています。
チャート   チャート2
(年齢、性、原疾患、合併症、降圧剤、血圧、BMI、血中尿素窒素・クレアチニン・アルブミン値、透析開始時腎機能、尿量、尿蛋白量で補正した2群間の前向き比較試験)

*rGFR(residual glomerular filtration rate)

参考文献: Janse M.A.M,et al.,-NECOSAD study group: Kidney Int62, 1046-1053, 2002

 

PDF

PDF/自宅でも透析できるってご存知ですか?
(腹膜透析)はこちらから

 

このページのトップへ

在宅腹膜浸透に関する疑問

Q:在宅で行うということですが、自分で出来るようになりますか?

A:医療機関で、一定期間適切なトレーニングを専任のスタッフから受けた後に、在宅療法に移行します。

Q:腹膜炎などの合併症の可能性はないのですか?

A:医療機関のほうから導入前に説明がなされます。カテーテルや出口部の管理など合併症を防止する指導がなされます。

Q:使用した透析液バッグはそのまま家庭ゴミとして捨てられますか?

A:各自治体の分別方法に合わせて、ゴミ収集所に捨てましょう。 自治体により判断が異なる場合は、医療機関にご相談下さい。

Q:温泉には入れますか?

A:入浴方法に関しては、トレーニングの際に、医療機関から指導がなされます。公衆浴場や温泉でも、様々な工夫をしながら、入浴を楽しむ患者さんがいらっしゃいます。

 

このページのトップへ